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  ホヤぼーや ミニゲーム Vol_1
  「うきわハント」想定ストーリー

このストーリーはゲーム演出上のものであり、 「ホヤぼーや」の公式設定ではありません
「ホヤぼーや」の公式なキャラクター設定は 「ホヤぼーやのプロフィール」をご覧ください。



  20XX年、ついに人類は「心の浮力」を失った。

  人々は「憎むこと」で問題を解決するようになり、争い、傷つけあった。
  憎しみは果てしなく連鎖し続け、地上には悲しみが渦巻き、空は嘆きの声で曇った。

  疲れ果てた人々には、良い知恵が浮かばず、
  「心浮き立つ力」も無くしていたため 愛し合うことも出来ず
  暗く沈む「あきらめの夜」ばかりが続いていた。

  ある日、日本の東北、気仙沼の岩井崎に、浜の長老と 孫娘である少女が訪れる。
  この二人だけは心に泡粒ほどの浮力を残していたので、物事が見えていた。
  それゆえに、いつも辛い思いをしていた。
  
  少女の両親は「憎しみの連鎖」のせいで、いつもいがみ合い傷つけあっていた。
  その不幸すら、子供たちや親、周囲の人々のせいにし、やがて姿を消した…

  岬に立つ「龍の松」にむかって少女は一所懸命に祈った。
  
  「どうか みんな仲良く、平和に暮らせますように…」

  そんな孫娘を海を眺めつつ、浜の長老がつぶやく。

  「心の浮力さえあればのう…」


  その呟きをホヤぼーやが聞いた。

  「浮力なら ボクにまかせて」



  ホヤぼーやは、「深海の国」から強力な浮力をもつ「うきわ」が沸き上がる場所
  「うきわポイント」を知っていたのだ。
  あの「うきわ」を人々にくぐらせることが出来れば、「心の浮力」をきっと回復させられる。
  そう考えたホヤぼーやは さっそくサメの「リアス号」とともにそのポイントへ向かった。



  「うきわポイント」行ってみると、なぜか泡ひとつ沸いていない。
  なんと「妬みの心」を餌に大増殖してきた「鬼うきわ」が、浮き上がろうとする
  「うきわ」の「浮力」を横取りし、「浮力」が世界に行き渡ることを邪魔していたのだ。
  


  だが数知れない「鬼うきわ」を退治している時間はいまは無い。
  まずは一刻も早く新鮮な「浮力」を人々に届けなければならない。
 
  ホヤぼーやは考えた。
  「鬼うきわ」の妨害をかいくぐりながら、「うきわ」を人々に効率よく届けるには…



  深海に派遣した「サンマ剣」を遠隔操作し、「うきわ」に差し込むことで収獲。
  収獲した「うきわ」を近くに待機させた運搬用潜水艦「サンマカーゴ」に
  ワープ転送しながら漁を続ける。



  そうすれば、ホヤぼーやは浮上してきた潜水艦から「うきわ」を受け取り、
  空を飛んで配送するだけで、スピーディーに新鮮な「浮力」を届け続けることができる。

  そこで大事なのは、深海で「サンマ剣」を操作するプレーヤーである君の活躍だ。
  さあ、急がねばならない。
  

  でも、気をつけて。
  「鬼うきわ」たちは「うきわ」のふりをして邪魔してくる。
  「鬼うきわ」を回避、排除しながら「うきわ」を集めることは そう簡単じゃない。

  君の操作する「サンマ剣」が活躍すればするほど、怒りを募らすやつがいる。
  それが「鬼うきわボス」だ。

  君が「鬼うきわボス」との最終決戦を戦い抜いて勝利すれば、
  ホヤぼーやと一緒に世界中の人々を救うことになるのだ。

  さあ、がんばって。
  ホヤぼーやも君の活躍に期待しているよ。



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  【番外情報】

  極悪と呼ばれる「鬼うきわボス」。
  じつは奴にも「浮力」を独り占めしようとする理由がある。
  その理由とは…。
  「鬼うきわボス」との最終決戦に勝利した時の、奴の最期の呟きにヒントが隠されている。
  頑張って奴を倒し、その謎も解こう。

  (この番外情報はゲーム内の非公式キャラクター「鬼うきわボス」についてのものです。
    ホヤぼーやのオリジナル世界とは別のものですのでご理解ください。)

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ストーリー構想:MARUCO気仙沼 2018


このストーリーはゲーム演出上のものであり、 「ホヤぼーや」の公式設定ではありません

「ホヤぼーや」の公式なキャラクター設定は 「ホヤぼーやのプロフィール」をご覧ください。

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